2017年7月24日月曜日

最近外濠が臭い

テスト期間や模型製作の怒涛の忙しさで投稿が滞ってしまっていました渡辺です。

今日は毎年この時期になるとヤバいほど臭くなる外濠について書きます。
市ヶ谷キャンパスの外濠校舎に通ってる人はあまり気づかないかもしれませんが、いちいち外濠を越えなくてはならない市谷田町校舎の人たちは、毎日このヤバい臭いを嗅がなければなりません。もう市ヶ谷駅を降りた瞬間に「うわぁ」となるくらいの強烈な臭いが漂ってきます。
がんばって例えると動物園のペリカンとかがいる水の臭いがします。市ヶ谷動物園開園です。



なぜこの時期なると臭くなってしまうかというと毎年この時期に発生するアオコという植物プランクトンが原因のようです。
この植物プランクトンである藍藻類の異常繁殖は水温が20℃を超えると増殖し始め、25℃を超えると大量発生するそうです。


この一帯は合流式下水道というもので晴れた日は雨水や汚水はすべて下水処理場へながれていくのですが、雨の日は一定量を超えた雨水は汚水と一緒に河川へ流出してしまうのです。雨の日の次の日の外濠がモーレツに臭いのはこれが理由です。合流式下水道のほかには分流式下水道というものがあります。分流式は雨水は川や海へと汚水は処理場に流されます。



国土交通省「下水道の構成と下水の排除方式」サイトより


外濠の水質改善には外濠に流入する雨水等を増やし外濠の滞留時間を減らしたり、富栄養価の原因である窒素・リンを除去する必要があるそうなので早急に解決してもらいたいものです。


上下水道システムという授業のテスト勉強がてら書いたので今回はこれだけです。
テストが終わるとインターンが始まりますがブログ更新が途絶えないようにがんばります。

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