2023年9月26日火曜日

書き散らし ~2023年秋冬モンベル新商品について~

 

こんにちは!先日18年ぶりのアレに感動して死にかけた、4年の大塚です!(阪神ファン)

好きなものは睡眠、苦手なものはコンプライアンス違反です!

突然ですが、時期が時期なので、今日は年がら年中モンベルへ足を運んでいる僕が、なんかお店で見ていて気になるモンベルの2023年秋冬新商品をお伝えします!

 

情報ソースはモンベルHPです。

https://webshop.montbell.jp/goods/category.php?category=28

 

     アンブレラ

みなさん、モンベルの傘、使ってますでしょうか?

軽量でコンパクト、ビジネス目的でもヨシ、トラベル目的でもヨシ、アウトドア目的でもヨシ!

そんなモンベルの傘ですが、なんと今季から新星が登場します。

その名も…O.D.アンブレラ」(#1128697)

名前がシンプルすぎる。まあモンベルの商品名は逆に分かりづらいことがしばしばありますが…

そんなコイツはなんと折り畳み傘ではありません。長さはなんと驚異の71cm

モンベル初の長傘。それでも実はちゃんとザックの横ポケットに収納できるサイズです。

ちなみに重量は238g。最近話題のサンブロックアンブレラ(#1128560)よりちょっと重いぐらいです。…軽すぎないか?

あと面白いのが持ち手の部分。収納性を意識したのか、持ち手はI字。軽量のトレッキングポール(U.L.フォールディングポール #1140261など)と同じ構造です。

あとこれはアンブレラカテゴリ全体の変更点ですが、素材がナイロンからポリエステルに変わったので雨に濡れた後も保水しにくくなりました。

アウトドアユースでもタウンユースでも活躍しそうなこの傘。ぜひ手を取ってみてはいかがでしょうか。

ちなみに9月現在まだお店には並んでいません。

 

     ダウンジャケット

冬といえばダウンジャケット!モンベルもスペリオダウン(#1101661など)やイグニスダウンパーカ(#1101594)といった数々のダウンジャケット/パーカを取り扱っていますが、今回はその中でも意外といままでなかった商品を紹介します。

それが「トラベルダウンコートMen’s(#1101685)

こちらは山で使うようなダウンジャケットではなく、街中で使うトラベル&カントリーカテゴリの商品です。スタッフバッグが付属しない群ですね。

この商品の特徴はなんといっても防水であること。素材にゴアテックスの一種である「ウィンドストッパーファブリクスバイゴアテックスラボ」が使用されています。

…ウィンドストッパーファブリクスバイゴアテックスラボ。英語に直すとWINDSTOPPER FABRICS BY GORE-TEX LABSとなります。少し前までは”GORE-TEX INFINIUM WINDSTOPPER”と呼ばれていました。GORE-TEXの名の通り、防水素材です。

本題に戻りましょう。まあ、WINDSTOPPERの生地自体はダウンジャケットには今まで使われていました。この素材は名前の通り防風性が強いです。なのでこの素材とダウン素材を組み合わせると最強の防風と最強の保温がタッグを組んで最強の暖かさを生み出すというわけです。

しかし、それらは防水ウェアとはなりませんでした。なぜか?それは網目には防水加工がされていなかったからです。防水ウェアというのは防水素材を使うだけでは完成しません。縫い目のところまで水が入らないように加工(シームテープ加工)することでやっと完全防水になります。

そうです。もうお分かりかもしれませんが、なんとこのトラベルダウンコートMen’sはシームテープ加工がなされているのです。そのため大雪降りしきる北日本でもこれを着ていれば風防げて暖かいし雪も縫い目から侵入せずに濡れないし最高!というわけです。ダウンのフィルパワー(ダウン量当たりの暖かさ)800とかなり高性能。冬にはとても便利な一枚となりそうです。

…ちなみに先ほどからしつこく“Men’s”と表記しているのには理由があります。これは正直謎すぎて本当によくわからないのですが、メンズ商品と対をなす「トラベルダウンコートWomen’s」という商品は今のところ出てきていません。「U.L.トラベルダウンコートWomen’s(#1101631)という商品はあるのですが、こちらはシームテープ加工なし。いわゆる防滴というレベルに留まっています。来年になったら女性用も出すのでしょうか。それとも男女兼用になったりして…

 

    ドライストレージバッグ

皆さん、濡れたテントやレインウェア、シューズって行動中はどうしていますか?濡れたままザックに入れることもあれば、外付けで乾かそうとする方もいらっしゃると思います。ここで紹介するのはモンベルが新たに発売したドライストレージバッグです(#1134162,1134163)。一見ただのプラスチック製の入れ物にしか見えませんが、実はものすごく水蒸気を通しにくい素材でできています。また、乾燥剤も同梱しており、1年ほどであれば継続して使用することができます。

これを何に使うか。もちろん冒頭で説明した濡れた装備を乾かすのに使用します。というのも、登山道具にはポリウレタンをはじめとする水に弱い素材が使用されています。ここでいう水に弱いというのは、加水分解が発生するか否かです。加水分解は登山道具を劣化させる最大の要因。なので登山道具を使用した後は必ず道具を乾かさなければいけないんですね。

このドライストレージバッグはSMのサイズがあり、Sサイズは主にシューズを、Mサイズはテントやシュラフなどをしまうのに適しています。また、私個人として思っているのが、沢靴の保管に役立ちそうだな、と。使用した沢靴は当然濡れていますので、何かビニール袋に入れないといけない。でも大きいジップロックって靴とか結構入らないことが多いんですよ。また、泥がついていたり、山域によってはヒルがくっついているかもしれません。そういった困りごとを密閉性、サイズ、乾燥剤で解決してくれそうなのがこのドライストレージバッグです。正直なくても困らない類のアイテムですが、あると便利だと思います。

 

あれもこれも欲しいよ~!(口座残高をゼロにしながら)

もちろん、ここで紹介していない新商品もたくさんありますし、モデルチェンジで微妙に変化した商品もたくさんあります。もし気になる商品があれば是非店頭に足を運んでみてはいかがでしょうか。

今回は色々な作業の合間に書き散らしたものなので、このあたりで失礼します!

最後の秋合宿ももう半月後。頑張れたら頑張るぞ!

2023年7月30日日曜日

夏のトトロの世界

 

こんにちは。3年の渡邊です。

外は暑いですね~~~夏合宿を控え、

半月間シビアな環境に身を置くので

ギリギリまでめいっぱい楽しもうと、

クーラーの効いた部屋で

思い思いの時間を過ごしています。

 

昨晩に涙を流しながらみたのは、

宮崎駿さんの『となりのトトロ』。

これに伴い、少し自分の懐古談を書こうと思い立ちました。

山とはまったく関係ありませんが時間がある方は、

ぜひお付き合いいただければ幸いです

 

 

 

私は幼い頃からジブリが大好きで

そして、生まれ育った家は

まさにトトロの家のような古い家でした。


うっそうと茂る竹林の中にぽつんとたっており、

平屋の家とその何倍もある広い畑、

少し歩いたところには所有の田んぼと、

悠々と聳え立つ筑波山が見えます。

 

また、家じゅうで使う水は井戸から引いており、

外にあったトイレはボットン式でした。

そのためか、山小屋でボットン式があっても

普通の人よりかは抵抗感はありません。

 

 

しかし、中学生の頃住宅街に引っ越しました。

十数分歩けば買い物ができ、駅も近い。

 

食べたいときに

アイスが食べられるなんて良いですね。

以前は店は言うまでもなく、

信号もろくにない場所に住んでいたので、

これまででは信じられないような便利さです。

 

でも今の家に引っ越してから、

『となりのトトロ』がこれまで以上に特別で

見入るようになりました。

 

以前は、洗練されて優しい久石さんワールド全開の

音楽に合わせ、ワクワクするような感じ。

しかし、今は、幼い頃の温もりを感じます。

 

 

夏に、とうもろこしやきゅうりを収穫したり、

着ているシャツを折り曲げ、ザル代わりにし

ミニトマトやブルーベリーを

つまみ食いしながらもぎ取る時の、

なんとも言えず満たされた気持ち。

 

夏の夕方には、

網戸全開の家じゅうに涼しい風が入り込み、

外の竹林がざあっと音を出して揺れ動く姿を

自分の部屋の向かいの縁側から

見ている時間が好きでした。

 

はだしで走り回っていた古い木造建築の家からは、

雨上がりには、じめっとした

夏の昼には

生ぬるい感触が手足から伝わってきます。


トトロを見ると作中の節々で当時感じていた

気配や感触を思い出します。

 

 

でも、この俗にいう田舎暮らしは

良いことだけではなく

時代と逆行した不便さで、

家事をしてくれた母は苦労したと思います。

 

広い家の掃除は一苦労で

庭の草むしりや咲き広がる花々の管理は

毎年骨の折れる作業です。


きっとトトロでも、

お姉ちゃんのサツキがこの家事を

お母さんの代わりにやっているんだろうなと

尊敬の意で見ていました。

 

あの私が幼少期に駆けずり回った環境は、

便利な生活に慣れた世代、

そして時間に追われるようにになった今では

もう望んでもできる人が少なくなっている、

贅沢な経験に思います。

 

そんな貴重な幼少期の思い出を大切にし続けたい。


そして、それをふんだんに描き切ったとなりのトトロは、

自分にとって最高に贅沢で豊かな映画。

こんなことを考え、

昨日は涙を流し見入っていました。

 

 

ブログを読んでくださっているみなさんは、

どんな幼少期を過ごしましたか?

 

ダイヤル式電話や五右衛門風呂なんかも

劇中に出てきます。

この域は、私は想像ができず、

サツキたちのお風呂が

どんな感じなのか分かりません。


ドンピシャ世代の人には、

より染み入る作品かと思います。

なんだか、とても羨ましいです。

 

みなさんの映画や懐かしいエピソードがあったら

ぜひ教えてください!!

 

私事話にお付き合いいただき

ありがとうございました。


ではでは、夏合宿行ってまいります。

皆様も体調にお気を付けて、

良き夏をお過ごしくださいませ。

 

2023年1月2日月曜日

私のホームマウンテン

こんにちは。 
初めて個人ブログを書きます2年の渡邊です。
 よろしくお願いいたします。 

個人ブログは自由に書いていいんだよ、とのことでしたので
大好きな地元愛を綴りました!!!

✿✿✿

私は生まれも育ちも生粋の筑波っ子です。




















読んでくださっている方々はつくば市にいらしたことはありますか? 

茨城県「つくば」市を平仮名で書きますが、
中心地域ではなくだいたい北部の筑波山周辺地域、
昔ながらのイメージが湧く「筑波」の書き方が個人的にお気に入りです🌱




程よく都会と田舎が混じり合う市




駅周辺












TXで東京に1時間かからず

〝科学のまち〟と呼ばれJAXAや国土地理院など
国の重要研究機関が集まる国際的な研究学園都市でありながら、

水稲栽培が盛んに行われジオパークにも認定された雄大な自然が広がる
自慢の地元です!!! 










万葉集にも記され歴史ある
筑波山へつづくつくば道













昔ながらの古き町並み




















✿✿✿


きっと山をやっている方は筑波山がぱっと浮かぶのではないでしょうか。 
百名山全制覇を目指している人から東京からアクセスしやすいのでつい後回しにし、当分忘れていて気づいたら最後になりがちだなんて聞いたことがあります(笑) 



そんな私にとってのホームマウンテンである筑波山について書こうと思います! 
(ホームマウンテンとは正式な定義はなく、近くアクセスしやすい山という意味だそうです。) 


✿✿✿


筑波のちびっ子はだいたい地域や学校の遠足で登らされます。 
私も数えきれないほど行き、
小学生の頃は夏休みに父とほぼ毎朝登る朝活をしていました🌞


 
頂上から見渡せる関東平野の景色 


 
同期と行った時の冬景色









夏の早朝

この写真は
朝活するとみれる霧がかる道なり。
木々が深緑色に見え神秘的で、
ひっそりとした中に鳥の鳴き声が響き渡る一番好きな時間帯です! 


✿✿✿


この部に入る前は、もっと壮大な山に登ってみたい!!と
申し訳ないことに他山と比べただの低山としか思ってなかったのですが、
ワンゲルに入りいろんな山に行ってから筑波山、私にとってのホームマウンテンが
大切なものとなり、気づきがありました。



 それは、 当たり前のことのようですが
「山」は変わらずいつでもそこにあるけれど、
登る「自分」は変わっていくということです。

小さなころは大きかった岩が今ではひょいっと登れるようになり、
知識がつき歩いているときの見方も変わっていきました。 

しょっちゅう登るので各時間帯の良さや木々の変化にも気づきますし、

この部に入り歩荷に利用するようになったり、
以前は父について行ったのに今では追い抜ける体力になりました。


これからは一緒に登る人も変わっていき、
お年寄りになったら自分の体の老いを実感するのかな💭💭


ホームマウンテンは手軽に登れトレーニングに打ち込むことができるというような
利点がよく挙げられますが、 
なにより変わっていく自分の過去を振り返ることができ、
懐かしさや思い出を感じさせてくれるかけがえのない場所ではないかと

まだ二十歳そこらでいっぱしの口を利いていますがしみじみ感じています😳



✿✿✿



筑波山以外の私のつくば市おすすめスポットは
筑波山麓にある平沢官衛遺跡(ピクニックに最適🍴)と
つくばエキスポセンターのプラネタリウム(ドーム世界最大級🌟)です!

つくばエキスポセンターを中央に

 研究機関が集まる中央公園



平沢官衛遺跡の夕方




 


つくばりんりんロードも有名です!
自転車好きな方ぜひ🚴‍♀️
















最後に

登山口より下の筑波山に向かう細道。
光が入ると幻想的になりとてもお気に入りです!!!
こういう発見も地元民ならでは🫶





✿✿✿


最後まで読んでくださりありがとうございました!!



つくばの文化は国際的でありながら歴史があり
1つの市でこんなにも違った特徴がつまっているところが他にないのでは!!!!と思うような素敵な場所。

大学での学びや様々な場所に行ったことで
筑波愛が一層深まりました。

市は「世界のあしたが見えるまち。」と唱っていますが、のどかな過去の懐かしさも感じられる場所でもあります。

来たことがない方はぜひ一度つくばの地にいらしてくださいね~!

👋👋👋