2015年7月28日火曜日

夏風邪とテストについての考察

こんにちは。2年の中山です。

普段火曜日にバイトはしていないのですが、昨日月曜日の勤務で
本来勤務予定だった人が、原宿まで機材のセッティングをしに行くということで
変わりに勤務してます。例によって暇なのでブログを更新しています。

私事ですが、来月(8月から)ついに朝8時から夜22時まで勤務が解禁されます。
今まではまだ、1日任せるのは不安だからということで、半日までの勤務でした。
一日フルで勤務することで・・・
時給1200×(14時間-休憩1時間)=15600円
なかなかのものです。

おかげさまで、8月は合宿がありますが月収10万越えです。
某ファストフード店時代に比べ年収が3倍ほどになりました。
だからと言って、モンベルのストームクルーザーを買うわけでもなく
いまだにベルグテック先輩と苦楽を共にしそうです。
(夏合宿前に買い換えるかもしれませんが・・・)


さて、本題です。

1年生のときはそれこそ落とした単位が刑法だけだったのですが

現在色々やばいです。あと風邪のせいで勉強する気が起きません。
風邪引かなくても勉強する気が起きないですが。。

文学ですが出席単位が足らずテスト受講資格がありませんでした。
最初に出席点は救済措置にしかしないとか言ってたような気がしたのに・・・
まあ自業自得なので仕方ないです。

民事訴訟法ですが、これがまた難しい。授業もそれなりに出てました。
にもかかわらず単位は落ちたと思います。

他にもいろいろ。情報処理実習に関してはめんどくさいのでいくの辞めた次第であります。

小生2年生になって色々妥協しまくってしまいました。



テストあるあるですが、テスト期間中や終わった直後は
今度から普段の勉強ちゃんとやって、予習復習もやって、テスト期間に楽できるようにしよう。

そう思う事が多いと思います。

自分はこの20年近い人生で毎回テストがあるたびに思ってきました。
思うだけは簡単で実際に行動に移すことはなかなかできません。
というより一度もできませんでした。


まあ、ということなので、秋学期からはがんばります。

春学期は全て夏風邪のせいにしたいと思います。


それでは、みなさんテストのある方はがんばってください。
もうない方は合宿の用意をしたり、帰省してご家族との時間をすごしたり
趣味のために時間を使ったり
色々楽しんでください。



2015年7月12日日曜日

ボルダリングトレーニング!!

こんにちは。主将の渡邉です。

新錬も終わり、夏合宿まで一ヶ月を切り、準備に追われる日々を過ごしています。

今年の夏は北アルプスと北海道にパーティーを分けますが、北アルプスには序盤に「試練と憧れ」「岩と氷の殿堂」の別名を持つ剱岳が待ち構えています。

今年の1年生は
鷹ノ巣山or丹沢山→燕岳・常念岳→剱岳or幌尻岳という中々ぶっ飛んたんだステップアップをしなければいけません。ちなみにバイト先でその話をすると社員の方に爆笑されます。

一方、私は剱岳を見越して4月のうちから丹沢の表尾根に行ったり、谷川の西黒尾根に行ったりして、しっかりとステップを踏んでおきました(クズ)

剱岳はキレットと違い、軽装and短時間行程で挑戦できるので対策は簡単。岩場のスキルを磨き、高度感に慣れれば良いのです。後は落石対策にヘルメットが必要ですね

ということで、ボルダリングをしに渋谷の宮下公園に行ってきました。
実は宮下公園でのボルダリングは私が1年生の頃にラストトレで計画したのですが、浅沼OBがあまりに忙しくて来れずに中止になったということがあります。

2時間350円という格安でボルダリングが体験できます。ちょうど、行く前に鳥居OBが来て下さり、お小遣いを頂いたのでありがたく使わさせて頂きました。


久保はみんなに手本を示してくれますが、うますぎて参考になりません(笑)

1年生の植原は中々のセンスです。私よりも上手


山岳部の新歓で磨いた技術で6級の課題を次々クリアして5級の課題に挑戦する篠原

5級と6級の狭間を行き来する遠藤

溝に挟まる石川 純粋にこういう課題です。手足の長さを活かして突破していきます。



私自身、初めてのボルダリングでしたが、結構楽しめたと思います。宮下公園の施設は非常に安いので初めてやってみたいという方にはオススメですね。ハマったら快適な環境のジムに行くという感じがいいでしょう。



2015年7月10日金曜日

走れメロス

こんにちは。2年の中山です。連続更新記録が日曜大工に破られ悔しいです(嘘)

今回は太宰治の走れメロスについて。

走れメロスを紹介すると言うよりは作者の太宰の事を書きます。

太宰と言えば晩年には人間失格や斜陽といった暗い作家というイメージが強いかもしれません。
しかし初期のころは富岳百景や走れメロスといった明るい内容の物を書いています

ご存知かもしれませんが太宰は芥川が大好きです。そんな太宰にとって芥川賞受賞はかねてからの悲願だったと思います。
しかし太宰は芥川賞受賞を成すことができませんでした。
このときに選考員に章をくれないと死ぬぞという内容の手紙を送ったそうです。

結果、芥川賞は石川達三が受賞することとなりました。
(第一回芥川賞受賞者なのでクイズ番組とかでちょくちょく出ます)

その後太宰は自殺未遂を繰り返すことになります。
皆さんご存知だと思いますが、太宰は妻と一緒に死のうとしたが自分だけ生き残ります。

ここら辺の太宰はもう廃人状態だったと思います。

そんな太宰ですが、センター試験にも出題されました、たま虫を見るを書いた井伏鱒二に弟子入りします。そして井伏に仲裁してもらい新たに妻を得ます。

このころは少し太宰も落ち着いたらしく走れメロスや富岳百景といった後世に名を残す優れた作品を出していきます。


さあ、そろそろ本題。
走れメロスには元ネタがあると言われています。

懇意にしていた熱海の村上旅館に太宰が入り浸って、いつまでも戻らないので、妻が「きっと良くない生活をしているのでは……」と心配し、太宰の友人である檀一雄に「様子を見て来て欲しい」と依頼した。
往復の交通費と宿代等を持たされ、熱海を訪れた檀を、太宰は大歓迎する。檀を引き止めて連日飲み歩き、とうとう預かってきた金を全て使い切ってしまった。飲み代や宿代も溜まってきたところで太宰は、檀に宿の人質(宿賃のかたに身代わりになって宿にとどまる事)となって待っていてくれと説得し、東京にいる井伏鱒二のところに借金をしに行ってしまう。
数日待ってもいっこうに音沙汰もない太宰にしびれを切らした檀が、宿屋と飲み屋に支払いを待ってもらい、井伏のもとに駆けつけると、二人はのん気に将棋を指していた。太宰は今まで散々面倒をかけてきた井伏に、借金の申し出のタイミングがつかめずにいたのであるが、激怒しかけた檀に太宰は「待つ身が辛いかね。待たせる身が辛いかね。」 と言ったという。
後日、発表された『走れメロス』を読んだ檀は「おそらく私達の熱海行が少なくもその重要な心情の発端になっていはしないかと考えた」と『小説 太宰治』に書き残している。

この通り壇一雄とのやり取りが元ネタではないかといわれています。
壇一雄ですが、この人は太宰治という本も出しています。
太宰と結構な仲良しです。

ちなみに太宰と不仲な中原中也という詩人がいます。この中原中也は批評家の小林秀雄(センター試験で鞘の文章を出した人です)に妻の泰子を取られます。かわいそうです。


まあ、そんなこんなで走れメロスには元ネタがあったというお話です。
作家の背景を知ってると作品を読むとき少し違った感覚で読めるのではと思います。

本は人生を豊かにします。みなさんどんどん読みましょう