ふっくらごはん炊けました

こんにちは、新二年生の緒方です！初の部員ブログ投稿となります！

突然ですが、山での米炊きって難しくないですか？水の量や火加減などをミスってしまうとベチャベチャの米になったり、逆に焦げ付いたりしてしまいます。

山での米の炊き方にはさまざまな方法がありますが、今回はいつも私がやっている米の炊き方をご紹介したいと思います。この炊き方はベーシックなものに近いと思いますので是非参考にしてください！

最初に水の分量についてです。
一般的には浸かっている米から人差し指の第一関節と言われています。このとき、鍋の底まで指を突き刺して水の量を測る人がいますが、これは間違いです。浸かっている米の表面から測るようにしてください。
これは自分の経験則なのですが、第一関節よりもやや少なめのほうが、炊けた時の米の水分量がちょうどよくなると思います。

第一関節よりやや少なめに

水を入れたらあとは…

浸けておく！

30分くらい浸けます

米を水に浸ける作業は本当に大切です。個人的には米を炊くにあたって最も重要なポイントだと考えています！米を浸けることによって生米に水が浸透して、ふっくらと炊き上がります。また、炊くときに水の分量を失敗したときも浸けることで、ある程度の失敗はカバーできます。本来は最低一時間くらい浸けるのがベストなのですが、山などで時間がないときは2、30分ほどで良いと思います。

次は火加減と炊き時間についてです。
火加減は最初はガンガン強火でいきましょう！沸騰して汁が噴き出すまで強火で炊きます。

噴き出しています

その後はできる限りの弱火でじっくり炊いていきます。時間はおよそ20分くらいでしょうか。炊き上がりの合図として、鍋から｢プツ、プツ｣と音がするので聞こえたら炊き上がりです！本当はいけないのですが、私は炊き上がりを確認するために蓋を時々開けてしまいますが、蓋は開けない方がベストです！

美味しく炊けるのを祈っています

踊ったりなんかもしちゃいます

最後に蒸らしていきます。15分もあれば蒸らしは完了です。ちなみに蒸らすことで、鍋の中の水蒸気が米に染みこんでふっくらつやつやのお米に仕上がります！

ふっくらと

蒸らし後はお米をしっかりとかき混ぜましょう。かき混ぜることで炊きムラを均一にして、余分な水分を飛ばすことができます。

上手く炊けました！

ふっくらと炊けていて美味しかったです！今回は家で炊きましたが、気圧などが異なる山でも同様の炊き方で上手く炊けると思いますので是非参考にしてください！

山おやつをつくろう！！！！～遠見編～

ハッピー☆バレンタイン！！

みなさんぜひ遠見へ！！！！

明けましてバレンタインおめでとうございます。3年五十嵐です。前回の山おやつ剱岳編から早一年、今年の舞台は……

遠見ヒュッテ！！！

■遠見ヒュッテとは

R1遠見奉仕作業合宿での遠見ヒュッテ

我らがホームグラウンド、長野県北安曇野郡白馬村の遠見尾根にある法政大学の山小屋です。銘菓「雷鳥の里」ができた昭和30年代より前、昭和28年に最初の小屋が建設されました。現在は白馬五竜スキー場に隣接した立地になっています。

※田中屋HP・法政大学HP参考

R2冬合宿での遠見ヒュッテ

当部では毎年冬合宿で遠見ヒュッテのお世話になっています。目指せ、合宿帰りに最適なお土産……！！

お土産として、パッと出てくるのは『饅頭』ですね。その上でオリジナリティがあり、かつ量産体制が築けるものが好ましいと考えました。

そこで浮上したのが『焼き印』です。温泉まんじゅうには️マークがついているように、この印があればオリジナリティを出せます。

いざ、制作！！

■焼き印づくり

一般的な焼き印は真鍮の棒金を削り出して作るらしいのですが、今回は針金を加工して簡易的なものを作ります。耐熱性が必要なので、スチールかステンレス製のものが良いです。太さは0.9mmが一般的なようですが今回は図案が小さいので0.7mmを使いました。

100均を4軒ハシゴして手に入れたスチール針金0.7mm

図案に沿って曲げます
思い通りに曲がらず苦戦……

一筆書きに出来ない部分はパーツを分けました

どうにか焼き印が完成しました。上手く焼き付けられるのでしょうか……？

■パッケージづくり

目指せ！！！雷鳥の里！！！

背景にR2年度冬合宿での朝焼けを採用

数年ぶりの毛筆
技量はご容赦ください

数年ぶりのお絵かきソフトで合成

自宅のインクジェットプリンタだと手作り感が隠せないので、コンビニのレーザープリンタを使います。

深夜にコンビニへ駆け込み出力

もっと手を加えたかったのですが時間切れでした！！！

よし！！！良しとしよう！！！

■饅頭づくり

和菓子って難しいんですよ……！ということで今回のお饅頭はミルク饅頭という、和洋菓子に近いものにしました。いわゆる博多通りもんです。

集合写真

色味がよろしくありませんが白あんと生地です

かなり粉まみれになりつつも、何とか出来上がりました。

パンではなく饅頭です

■いざ遠見ヒュッテへ

ここから饅頭にオリジナリティが降臨します。

焼き印を熱します

力加減が難しいところ

パーツに分けた文字も入れていきます

よっしゃ！！！

■ようこそ遠見へ

包装をして完成です。

できました！！！

ついに合宿のお土産にぴったりの品が

1箱6個入り
パッキングもしやすいサイズです

バレンタインデー当日となってしまいましたがなんとか完成して良かったです。本日の部活に持っていきたいと思います。果たして1年男子は喜んでくれるのか……！？

■さいごに

昨年、チョコ剱岳を作ったバレンタインデーから1年が経ち、無事新入生が入部しました。沢山お饅頭を作っても大丈夫なほど後輩がいる現在、嬉しい事この上ないです。改めてこれまでご協力していただいた皆様、ありがとうございました。これからも宜しくお願いいたします。

そしてこのブログを読んで興味を持った新入生のみなさん！！山は楽しいよ！！楽しすぎてお饅頭作るくらい楽しいよ！！！

春に皆さんとお会いするのを楽しみにしています！！！

R2冬合宿　小遠見山山頂にて

やっぱ山に行きましょう！！！山に！！！！

3年　五十嵐