2015年1月16日金曜日

化繊とダウンの暖かい話

こんにちは。
K2のヘルメットのヘッドフォン機能を使いこなせていない3年の渡邉です。

久しぶりのブログ投稿ですが今日は肌寒い時期に必要なインサレーションのお話です。

一昔前まではダウンは軽くて暖かいけど、濡れに弱い。

化繊は濡れに強いけど性能がダウンより劣る。

と言われてきましたが、最近はそうでもなくなってきているのです。

大きな要因の一つが撥水ダウンの出現です。

ダウン自体を撥水加工することにより、濡れた際にロフトが失われるのを防ぐ効果があります。

撥水ダウンが一般的に広まり、化繊のモデルがほとんどを占めていたビレイパーカー(確保者が防寒の為にハードシェルの上から羽織る保温着)も撥水ダウンが主流に
パタゴニア社のビレイパーカーと言えばダスパーカー(化繊)ですが
撥水ダウンを使用したモデルのビレイパーカーも出しています。

あれ、撥水ダウン最強じゃね、、、軽くて、暖かくて、濡れにも強いとか。これだけ聞くと化繊のインサレーションが勝ち目無くね、、、


化繊のインサレーションはただ、負けてるわけではありません。

まず、ダウンに負けないコンパクト性と化繊の中でもトップクラスの速乾性を誇るファイントラックのポリゴン
ワタではなくシワのあるシートがロフトを保ち保温効果があるのだとか。
私もポリゴンを使った冬用シュラフが欲しいのですが、ダウンのシュラフより値段が高いので買えません。
ファイントラックのポリゴン
開発費の元がとるためか値段はやや高め。数年したら安くなるかも!!

他にもダウンの強みである保温性の高さを裏手に取った製品が登場しています。

それは行動着として使えるインサレーションです。

最も有名なのはパタゴニアのナノエアシリーズですね。通気性の良い中綿を使用することにより暑くなり過ぎないという特性を持っています。実際に持っていないので分かりませんが、ネットでの評判はかなり良さそうです。
着っぱなしが推奨される革命的なウェアらしい
R1を始めとするフリースにナノパウ、ナノエアとかパタゴニア社の保温着での強さは異常

今後は保温のダウン、行動着として使える化繊という住み分けがされていきそうですね。

撥水ダウンと行動着として使える化繊、どっちがいいのか?

ズバリ、私の結論をいうと


どっちも値段が高すぎて買えません!!