2018年3月5日月曜日

2018年よかったアルバム5枚

 最近,花粉症が酷くて歩いているだけで涙が出てきます。皆さんいかがお過ごしでしょうか。3年の石川です。新歓シーズンが近づいてきました。今年は「ゆるキャン」とかいう,女の子がキャンプをするアニメが流行ってるそうなので,我が部も流行りに乗っかることができればと思っています。
 2018年も後10ヶ月ほどで終わりを迎えようとしているので,これまでの2ヶ月の間にリリースされたアルバムの中で気に入ったものをいくつか紹介しようと思います。

1.Black Panther The Album - Kendrik Lamar etc
日本でも先日公開が開始されたマーベルの新作映画「ブラックパンサー」のために,Kendrick Lamarを始めとするTop Dawg Entertainmentのメンバーに加えて,The Weeknd,Jay Rock,Futureなどが集結したアルバム。ギャラだけで映画1本撮れるレベルの面子です。日本で例えたら,嵐とTOKIOと福山雅治とB'zが一緒にアルバム作ってる感じですね。Babes WodumoやSjavaなどの南アフリカ出身のラッパーや,Mozzy,SOB x RBEなどのカルフォニア出身の若手もラインナップされており,かなり聞き応えのあるアルバムです。inspired by Black Pantherということで,No.2 All the StarsとNo.7 Paramedic!,No.9 King's Deadなどは映画を観た後に聞くと更に深く歌詞を理解できるような作りになっています。

2.Gangin - SOB x RBE

カルフォニア出身の4人組ラッパー集団のデビューアルバム。ベイエリア流の滅茶苦茶聞き取りづらいラップをかましてきますが,4人それぞれスタイルに個性があるので飽きずに最後まで聞けます。私の推しメンはSlimmy Bちゃんです。
2分40秒間ノンストップで神への祈りを捧げるNo.11 Godは彼の家族への思いと,故郷への思いが溢れた,アルバムの中でもトップクラスに素晴らしい曲です。基本的に中指立ててる写真しかありませんでした。

3.Dear Annie - Rejjie Snow

アイルランドのダブリン出身の23歳。ジャズをベースにした品のあるメロディと,落ち着いた声が魅力です。アメリカのラッパーにはできない上品さがあるうえに,メロディのクオリティも高いので,歌詞が分からなくても楽しむことができるかなと思います。

4.充分未来 - 集団行動
元相対性理論の真部さんが中心になって昨年結成された3人組バンド。結成から1年経ってないぐらいですが,2枚目のアルバム。サウンドは言わずもがなの真部クオリティ。執拗に電話で話そうとするNo.1 会って話そう,雰囲気が大きく変化するNo.4 フロンティアがお気に入りです。

5.Twin Fantasy - Car Seat Headrest
Will Toredoを中心とするアメリカのインディロックバンドによる,デビューアルバムのリメイク。基本的にはオリジナルをベースにしていますが,一部の歌詞が現代用にアレンジされています。オリジナル版は7年前にWill Toredoが1人で,ノートパソコンのマイクで録音して作成したアルバムです。今回のリメイク版ではこの7年間のToredoの成長が感じられる作りになっています。個人的には文句なしに今年のベストアルバムです。

 残りの10ヶ月は,Lord Huron,Chvrches,Of Monsters and Man,Vampire Weekend,Grimesなどのアルバムを楽しみにしつつ,頑張っていきたいなと思います。

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