2017年5月21日日曜日

【痴人の愛】読書見聞録①

こんにちは、久方ぶりです。4年の中山です。
過疎化している部員ブログに活気を取り戻すべく投稿を決意しました。
目指すは全員1週間に1回投稿!

ちなみにですが、自分は中学2年生頃からアメーバでブログをやってました、(今はもう書いてないです。)
さきほどふと自分の書いた記事を見直したんですが、だいたい書いてるのが
「部活のメニュー」
「眠い眠い」
「頭が痛い」
「麻雀」
「テスト」
こんなことしか書いて無かったです。
ずっと昔から相いも変わらずです。

さて、本題です。
自分は漫画ばっか読むことが多いですが、意外と小説も読みます。読書事態がまあまあ好きです。

今回は結構前に読んだ痴人の愛についてだらだら感想とかを書きます。
















最近太宰の人間失格とかも、こういったアニメタッチなカバーでうってます。
これは文豪ストレイドッグスというアニメと角川がコラボしてこういったカバーができたみたいです。
外見はこんな感じですけど、中身は紛れも無く谷崎潤一郎の書いた小説です。

谷崎潤一郎といえば、細雪や刺青、春琴抄が有名です。もちろん痴人の愛も彼の代表作の一つです。
全体的に作品の傾向はthe純文学といった感じではなく、少し大衆小説よりなところもあり、読みやすけど芸術性の高い。といった作品が多い気がします。


さて、痴人の愛ですが、簡単なあらすじは、主人公(名前忘れた)がナオミという女性を自分の好みになるように育てて最終的に妻にしようという作品です。

ぶっとんでます。
そして、主人公はナオミを育てるうちに、ナオミに依存していってしまい、ナオミなしでは生きていけなくなります。
二人の関係には色々な問題が発生したり、多くのイベントもあって、最終的には予想だにしなかった結論がやってきます。

ネタバレはしたくないので、あまり詳しいことは書きませんが、導入からどんどん引き込まれて、最後まで中だるみせずに一気に読めちゃいます。
この作品のいいところは、面白さが最初から最後までほとんど一貫してるところだと思います。
だいたいの作品は、最初はつまらなくてだんだん中盤にかけて面白くなっていって、最後はどんどん面白さがなくなる、もしくは最初と中盤が面白くないけど最後に一気に盛り上げる。そんな2種類のパターンが多いと思いますが、痴人の愛は最初から最後まで一貫して面白かったです。

ということなので、ぜひみなさん興味があれば読んでください。
学校の図書館にもあると思います。なければ貸せます。

第一弾はこれくらいで。
次回もこのシリーズが続くとしたら、前に読んだ「正義のミカタ」っていう本について書こうと思います。

個人的得点
85点/100点

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