2016年1月25日月曜日

豆のスノーシュー体験記②所感編

全体的にスノーシューよかったです。いちばん印象に残ったのはうごきやすさでした。上記のヒールがあがることに加え、足が軽くて動きやすい。冬靴になれば動きやすさは多少変わってくると思いますが、兼用靴(というよりもはやただのスキー靴)の歩きづらさを久しぶりに思い出しました。ワンゲル入る前、リフト券買いに行くのすら嫌だったな…
今年は雪山ハイクに方向転換するようですが、板履かないのにスキー靴+ワカンで行くのはどうなるかな??と思いました。スノーシューは比較的安価でかりることができますが、冬靴買うお金なんて誰も持ってないんだよねぇ


以下は超個人的な感想です。読んでもつまらんです。
私としては軽いことがいちばん効きます。板とビンディングとブーツで片足44.5kg 今日のミラージュ+オーバーシューズ+平地用シューや私がいつか揃えたいナイロン冬靴+ORクロコダイルゲイター+MSRライトニングアッセントは1.81.9kgなので半分以下です。
もちろんスキーは浮力が比べ物にならないし、スキーは完全に滑らせて歩くので重さを単純に比較するのは間違っています。でも、両方体験して負担は圧倒的にスノーシューが軽いと思いました。
恐らく同じコースを歩いたときスピードはスキーが圧勝すると思います。しんどいけど、速く進む。でも、別に私は速くあるけなくていいっす…それより木を見たり景色を見たりしながら気軽にちょこちょこ歩きまわる方が楽しい。ミニ斜面を見つけてヒップソリしましたが楽しかったです。まあでもこのへんは完全に好みでしょう。
スキーで滑れないところに当たった時などに、板を横付けするとザックが20kgだったとしても私の体重の6割を超えます。私は6割超えるとガクンと登る力が落ち、7割超えると思い通り動けなくなってしまいます。すいません、トレ頑張ります…。
全部スキーで行ければいいんですけどね。そこまでしてゲレンデ外滑走したいかと言われると「いやまったく…」ってなってしまうんですよね。ピークもごく一部の山以外興味無いし。これも完全に好みなので、引退したら美ヶ原らへんでスノーシュー
をはいてボーッとしていようと思います。


去年1年間の活動を通して「夏はなんとかなるけど、冬は…」と思っていました。
色々な方にサポートしていただき、自分でも出来る範囲で自主トレをしていましたが、2月合宿が辛くて辛くて…超人的な体力を持つ望月さんとも「死ぬかと思った」とよく話すので正直、冬は男子と一緒に行動することは無理かなあと思っていました。自分が辛いだけでなく男子の足もすごく引っ張ってしまい、誰も幸せになりません…


そこで私は去年の6月頃から女子班だけで冬山をやるにはどうすればいいのかなと考え始め、最近冬山入門雑誌でさかんに取り上げられているスノーシューを使った計画をたて、手始めにツアーに申込みました。7月末のことです。その後女子の人数に変更が出るとは思ってなかったの…結局女子班案は消え、たくさん作ったスノーシュー計画書はなんか色々あって全部却下され、スノーシューツアーだけが残りました(´・ω・`)でも行ってよかった。いつかこの記録が役に、はたたないか。

1 件のコメント:

オレンジベクターのfinetrackおじさん さんのコメント...

意志を持った人間が上に立って行動を起こすことによって変革っていうものは成り立つのだと思います。あとは上に立つかどうかの問題だと思うので今までの努力が生きるかどうかは遠藤さん次第だと思いますよ。

あと、1つ言わせていただくと山スキーというのは昔からある登山形態の1つで非常に合理的形態だと思います。冬山というのはそこに滞在すること自体がリスクな訳でその機動力とスピードはフィールドにおいて絶大な威力を発揮します。そういう山行をしたことないので分からないと思いますが、スキーで平面の冒険に挑戦してみると面白いと思いますよ。