2009年11月22日日曜日

ウィー、ムッシュ

 私にとってのラッキーマンス11月ももうすぐ終わり。主務になりました。2年古川です。今年は何があったかって?それはヒミツさ。

 或る日のことでございます。いろいろな予定を詰め込みすぎて、下界で酸欠になりそうな日々がありました。授業後にバイトを終え、0時前に家に帰り着き、シャワーを浴び就寝。未明5時のアラームで目を覚ましシャキッと支度して家を出る。合宿中ならなんてことない起床時間だけど、普段の生活ではヘビイなのだ。最寄の駅まではチャリンコライダー。チェーンがびよんびよんですぐに外れてしまう。あまりにも外れやすいのでチェーンカバーをはずしたら、より一層外れやすくなった。途中で外れたとき直すのは難しいので、チャリをキックボードのようにして進む。26インチのキックボードに注がれる世間の目線は冷ややかだ。その朝の駅への道中、まだ暗い公園の中の明るい街灯の下、トマホークの如き勢いで寝ボケ眼に飛び込んできたのは、野良猫のピストン運動。夜明け前になんともやるせない気持ちになった。ずりいよ。てめえら。
 自分としては希望を実現するために、いまやっていることがある。楽するための苦労は苦労じゃないと思う。でも、いつか苦労すると分かっていながらもいまは楽な道を選んでしまう。結局私は都合のいいエゴイストなのかもしれない。
 ただ、くだらねえ希望があるだけで、しばらくは目標のある生活を送れるんだ。安っぽい生活。ゴミ捨て場のネズミと同じ物を喰らってできた体でさえ掴める希望があってもいいじゃん。そりゃいいことばっかりじゃないけどさ、新しい発見があったりもするんだよ。駐輪場のおじさんは始発が出る前から自転車の整理をしてくれているんだよ。いつもより大きな声でおはようございますって言えば、素敵な一日の始まりになった気もするのだよ。
 今回はなんとなくいい感じのこと言ってるね。自分に酔ってるね。調子乗ってるね。希望なんてさ、普段使わない単語だよ。こんなにクサイ投稿をしたら、今後、希望って言うたびにこの記事を思い出すだろうな。でもさ、希望って何だよ。将来の希望。宇宙に飛ばされたきぼう。バスコ・ダ・ガマの通った喜望峰。のぞみちゃん。わかんねえけど連続して唱えてみる。キボー、キボー、キボー、キボーキボーキボーッキボーッキボーッキ・・・ん???ああっ!そういうことだったのか!生命力!!
 ということは、あの公園の野良猫たちも希望を叶えていたのね。なんだ、同志じゃないか。憂いやつめ。

 追伸 こんなバカでももうすぐ二十歳です。~~みたいな大人になりたいとか、なりたくないとか言って過ごしてきましたけど、もう大人なのさ。十代最後の合宿は二次偵?どうなることやら分からない。これが大人の階段かね。ビビッてるけどね、一段抜かしで駆け上がって老いますよ。こんな事している間にも老いていく。ありがとう、私の十代。

3 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

早く彼女の写真アップしろ!

匿名 さんのコメント...

自重しろ!

多摩玉がどっかにいっちゃった さんのコメント...

目が覚めたよ。ありがとう。