2026年10月24日土曜日

私用ですか?いいえ仕様です。

時間に厳しいでおなじみの中島です。 

うるう秒をご存じだろうか。地球の自転と時計の時間が微妙にずれたときに、上手いこと調整して時差を1秒以内に納めてくれるものである。

私が時給を多く貰おうと早めにバイトの出勤をした際、店長から「タイムカードは押さないでね」と釘をさされたことがある。この時、シフトと実際の出勤時間のズレを調整するために、店長がうるう秒の役目を果たしていたわけだ。多分、そういうことだろう。


さて、そんなうるう秒であるが、廃止が決定している。冒頭のうるう秒の説明を聞いて「1秒くらいいいじゃん」と感じた人もいるだろう。えらい人たちもそう思ったに違いない。

今度の時差は1時間以内でいいや、と『うるう時間』を検討している。思い切りが良すぎないか?


と、いうことはだ。

これからの世の中は1時間くらいは許容される世の中になるということであろう。


今までがきっちりしすぎていただけで、本来時間なんてものは、都合よく人が調整できる程度のものである。


例えば、沖縄には集会や行事が予定よりも遅れて始まることを指す『ウチナータイム』と呼ばれるものがある。温かい地域特有のものかと思われたが、現在、企業によるフレックスタイム制の導入や選択的週給3日制からも分かる通り、時間に寛容な社会になりつつあるのは間違いない。

時間に対しておおらかな社会という土台があり、そこにうるう時間というロジックが加わることで、よりルーズになることができるわけだ。 


これからは何かに遅れたとしても所用を理由にする必要はない。なんなら私用でも問題はない。

うるう時間とさえ言えばいいのだ。


ワンゲルのブログの更新頻度がまちまちなのも、世界に先駆けてうるう時間を導入しているに過ぎないのだ。


1時間どころではなく、数ヶ月遅れてる?


…。


所用がございまして。



【参考文献】

・共同通信社『「うるう時間」27年導入へ 秒での修正廃止、混乱回避』(https://news.jp/i/1464356686944502083?c=62479058578587648?c=62479058578587648)2026/10/13 閲覧

新年のあいさつ、ならびに犬の金〇について

 謹んで新年のご祝詞を申し上げます。中島と申します。

 年の始まりというものは憑き物が落ちたような思いがいたしまして、清浄というものは何も見目に限ったものではないと改める所存でございます。
 何とはなしにぶらぶらと散策しておりますと、背面越しに木漏れ日が染みわたりまして、あぁ今年は暖冬であるな、とつくづく実感いたします。新春や迎春という言葉にもありますように、一月から三月を春と認識していた時代が日本にはございました。巷でよく耳にいたします温暖化なるものの影響でしょうか、春という期間は年々短くなっていくように思われます。どうやら四季というものは、その期間や概念が移ろいやすいものである気がいたします。

出典:岡山理科大学旧植物生態研究室(波田研)HP


 私の中で春を告げる象徴の一つにオオイヌノフグリという植物がございます。その花弁は冬晴れよりも紫がかった紺桔梗の色をしております。長きにわたる夜寒を過ごし、小指の爪ほどの花が寄せ集まって咲いているのです。どうも私は目につきやすい桜ではなく、この足元の小さな植物に思いを馳せてしまうのです。

出典:岡山理科大学旧植物生態研究室(波田研)HP

それもそのはず、オオイヌノフグリはその実が「犬の金〇に似ているから」という理由で名づけられたからだ。フグリとは〇玉のことである。犬のフグリ(金〇)。思いついても名前として付けるだろうか。金〇ですよ、〇玉。

さて、日本の法律には過度な繁殖を防止するために、飼い主によるペットの去勢が努力義務化されている。去勢率は約6割。つまり、オオイヌノフグリの元ネタを見る機会は減少しているのだ。

春には「色情」という意味も含まれている。犬は元ネタのタネを取られ、その春は短い一方、花は実をつけ子孫を残す。私はそこに言いようもない情を抱いてしまうのだ。

私はきっと、犬を見ても春を思い出す。そんな気がする――。

【参考文献】
・あなただけにできること—動物の繁殖制限—(https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/hanshoku/full.pdf)2026.1.12閲覧
・令和6年全国犬猫飼育実態調査(https://petfood.or.jp/pdf/data/2024/8.pdf)2026.1.12閲覧

おれってとってもオードリー

ヘップバーンのほうね。芸人じゃないよ。


こんなことを言っているやつでも4年になれます。中島です。


ある日の午後、お腹が空いていたのでおいしそうな名前の映画を見た。

そう、『ティファニーで朝食を』である。

ジャンルとしてはラブストーリー。主演オードリーヘップバーン。簡単に説明すると、プレイボーイとプレイガールが好き合う話。作中で猫を捨てるシーンがある。


おしゃれな孤独のグルメを期待していた私は少々がっかりしたものの、午後の紅茶を午前に飲むような背徳感から映画を見続けた。


オードリー演じる女性は金持ちの男をとっかえひっかえする。彼女には人を魅了する何かがあるのだ。それに加えて、相手の男の品定めはきっちりしている。自己分析と相手への研究を怠らない。

それでもなんやかんやあって男に振られてしまい、目標である結婚にまでは届かない。


なんだか、その姿を見たときに、自分と重ねてしまう部分があった。


おれの就活と同じことしてるやん。


名前や条件から様々な企業を受けに行き、自己分析とPR、企業研究を行い、内定はもらえずオイノリの状態。

恋愛と就活は似ていると聞いていたが、まさかオードリーヘップバーンに共感する日が来るとは思わなかった。

自分を相手に知ってもらうという点は恋愛も就活も一緒なのだろう。


映画はハッピーエンドで終わる。男性が女性に愛想をつかして去っていき、女性が男性を追いかけて、猫を見つけて、ついでに愛も見つける。そんな具合だ。


共通点があるということは再現性があるかもしれない。映画に倣って押してダメなら引いてみるのも一つの手か。あえて素っ気ないフリをすることで、もしかしたら相手が声をかけてくるかも。

貴社「お前それ本気で言っているのか?」

おれ「本気だったら御社の選考ここまで受けてねえよ 」


へへへと笑いあえる日が来ることを願って...。

オードリー、霜降り、おいでやすこが、東京ホテイソン、錦鯉が新作漫才を披露『漫才JAPAN』 | TV LIFE web 記事内の画像参照


了

2026年1月23日金曜日

法政ワンゲル 新歓・入部について(入部を検討される方はご一読ください。)

こんにちは!!!法政大学体育会ワンダーフォーゲル部です。

入部されている皆さんに向けて法政大学体育会ワンダーフォーゲル部の1年間や、流れをお伝えします。是非とも入部を検討されている方は新歓登山へのご参加をお待ちしております。  

この文章は非常に硬いですが、部の雰囲気はもっと柔らかいと思います。新入生の皆さんとお会いできるのを楽しみにしております。

また、詳細の合宿ブログもございますのでそちらもご覧頂くと、より法政ワンゲルへの解像度が上がると思います。

以下の動画もご覧ください。

2025年9月25日木曜日

「今が思い出になるまで」



こんにちは 

4年若林です。



引退まで残りわずか。
最後の最後で、ふとロッカールームを書いてみたくなりました。

正式な合宿ブログとは別に、僕の完全な主観でお届けします。 下島や中島のようなウィットに富んだ文章は書けませんが、4年間の思い出を噛みしめながら、書いてみます。完全に自己満ですが、最後くらい許してください。


***************************************


9月8日から9日にかけて富士山へ行ってきました🗻


これが、もう、とんでもなく楽しかったんです! 

4年間の活動を振り返っても、間違いなくベスト3に入る、いや、もしかしたら1番かもしれない。 「4年間やってきて、最後が富士山?」と思われるかもしれませんが、そんな最高の山行でした。

何がそんなに良かったのか。考えてみると、理由はとてもシンプルでした。



  • 1泊2日という身軽さ

  • 快適すぎる小屋泊

  • 奇跡的な“超”快晴

  • 少人数ならではの機動力と一体感



もちろん、大人数でワイワイ言いながら、日々のテン割に頭を悩ませる普段の合宿も大好きです。でも今回のミニマルなスタイルが、今の自分の気分に不思議とぴったりハマった、という話です。


1日目は須走ルートで七合目の山小屋「太陽館」へ。 高所順応も兼ねて、山頂から少し手前の小屋を選んだのですが、これが大正解でした。

なんと、小屋の親方がまさかの法政OB! 「後輩か!」と、温かいコーヒーを一杯ご馳走になってしまいました。こういう繋がり、本当に嬉しいですよね。

そして、夕食のハンバーグが、もう絶品で…。 「君たちみたいな若いのは沢山食べるだろ?」と、このご時世にありえないほどの山盛りの白米と豚汁(もちろん、おかわり自由)。 あまりの優しさに感動すると同時に、「普段の我々の食生活とは…?」と一瞬、我に返りました




二日目は朝3:00出発、ペース早めでいざご来光へ!

山頂でご来光見れた時の興奮凄かった…

↑映画のワンシーン???
これが見たかったんですよ、これが。



その後、お鉢回り・剣ヶ峰へ。ただしここで残念な事実発覚!


頂 上 の 神 社 が 閉 鎖 さ れ て い た ⛩


わざわざ御朱印帳までもっていったのに?馬鹿?

なんでもっと下調べしなかったの??PLなのに??


≒また富士山に登るきっかけができた 

とポジティブ変換することにしました、やるせないので。


↑六合目の小屋で。
アヒルと曇天、何とも言えない組み合わせ。
↑山頂で一枚①/後輩と
↑山頂で一枚②/同期と
↑山頂で一枚③/皆で


なんだか個人SNSのような、とりとめのない内容になってしまいました。 インスタでやれ、という声が聞こえてきそうですが、ここまで読んでくださりありがとうございます。



***************************************



この先、沢合宿と秋の白馬岳合宿を終えれば、僕のワンゲル生活も終わりです。振り返れば、この富士山が一番「楽しかった」と心から笑えた山行だったのかもしれません。


何より、晴れたし。


これまでの合宿で経験した、重荷に耐える厳しさや悪天候の中を行く忍耐とは少し違う、

純粋な山の楽しさ、心地よさ。 


「トレーニングとしての登山」から解放された瞬間に感じたこの喜びが、

またあの景色を、またあの経験をしたいなと考えると、

山に行きたくなっちゃうんでしょうね、これからも。


社会人の疲労やストレスなんて想像でしかなく、正直なところ不安もあります。 でも、この富士山での体験が「これからも山を続けたい」と思わせてくれました。

きっと、日々に追われるようになっても、こうして心が動く瞬間を大切にしたい。
山に登る時間は、「頑張るための充電期間」になるような気がしています。






以下、願望


🌸頑張って働いて稼いで、カッコイイ装備や靴も買えるようになりたいなあ
(現在、ユニクロ×ワークマンスタイル)


🌸山頂で、ちょっとお湯沸かして珈琲とか飲みたいなあ


🌸雨だから、計画中止できるくらいの自由度が欲しいなあ


🌸毎回一人じゃなくて、同期や先輩、後輩誘って、ワンゲルトークしながら山に登るようになるのかなあ


と、まあ妄想(?)・欲望(?)は止まりません

でもこんな将来に理想を描くことができるというのは、若者の特権なのでしょう






「決心のきっかけは 理屈ではなくて いつだってこの胸の衝動から始まる」

「決心のきっかけは 時間切れじゃなくて 考えたそのうえで未来を信じること」

(出典:乃木坂46「きっかけ」)





まさしく、この歌詞のような心境です。


まさか富士山合宿からこんな結論に落ち着くとは思いもしませんでした。

4年間で全国の山を登りきれたわけじゃないし、まだまだ身につけないといけないスキルも山のようにあります。

でも、「山が好きだ」というシンプルな衝動に従って、続けようと思うきっかけにはなりました。


「今が思い出になるまで」、それはきっと、もう少し先のこと。


ふと振り返ると、どんな山も結局は「誰と登ったか」で記憶が決まっている気がします。
先輩に支えられ、同期と笑い、後輩に刺激をもらって。
そんな人との繋がりが、この4年間を特別なものにしてくれました。

4年間、ありがとうございました。


令和7年度卒 主務/副将

若林真






2025年9月13日土曜日

就活から逃げる。多分、時速は12㎞

中島です。入学してから早3年。気づけば就活。口開けば慟哭(どうこく)。


やることはあるのに、どうも腰が重い。会社勤めの前にまず頭が働かない。しかし、だてに3年も食っちゃ寝していない。怠けることに関しては頭が冴える。


同じく3年間ダラダラと過ごしつつ、大金持ちになった男の話を思い出した。


皆さんご存じ、三年寝太郎である。

昔話の例にもれず、寝太郎の話もいくつか派生はあるが、どの話も寝太郎がダラけているのと、最後に儲ける点は変わらない。 


つまり、寝太郎をモデルにすれば、ESやらSPIやらをすっ飛ばしてFIREをキメることができると踏んだわけだ。


今回は山口県の山陽小野田市バージョンをモデルにサクセスストーリーを学ぼうと思う。


~寝太郎物語~(山陽小野田市HPより※一部加筆、省略)

 


『むかしむかし厚狭(あさ)の里にものぐさな若者がありました。毎日毎日寝てばかりいるので、村のみんなから「寝太郎」と呼ばれ笑われていました。村一番のお金持ちで庄屋のお父さんも困り顔。』


...あれ?お父さん金持ちなの?しかも庄屋?寝太郎ってエリートのボンボンだったんですか?



『ある日ひょっこり起きあがった寝太郎は、お父さんに千石船(せんごくぶね)を作ってくれと頼みました。船が出来上がると、今度は船いっぱいのわらじを買ってくれといいました。わらじを千石船に積むとつぎは達者な船子を雇ってくれといいます。』


船つくって、わらじ買って、船子雇って...。完全に金持ちムーブかましとるやんけ。



『寝太郎は荒れる海を渡り、遠く佐渡が島へ向かっていたのです。やっと佐渡が島へ着いた寝太郎は、新しいわらじと古いわらじをただで取り替えてやると島じゅうにふれ歩き、たくさんのわらじを集めました。』


行動力のおばけやないか。おい、寝太郎。おばけにゃ会社も仕事もないって2番の歌詞にあったぞ。 


『寝太郎の千石船(せんごくぶね)が帰ってきました。寝太郎はお父さんに頼んで、大きな桶(おけ)を急いで作り、持って帰った泥んこのわらじを洗わせました。すると桶の底にぴかぴかの金の砂が山盛りになっていました。

寝太郎は砂金を売ったお金で川を堰(せ)き止め、灌漑(かんがい)用水路を作りました。おかげで荒れ地だった土地が豊かな水田に変わったのです。』


しかも得た金は投資に回している...。この考え方は生粋の金持ちだ...。

というかこれ、まずは環境と軍資金あってのもの、という夢もない話じゃないか。

3年も寝てんのに。


さらにこんな記述も見つけてしまった。


『そのころ、金山で名高かった佐渡ヶ島では、一にぎりの砂も持ち出すことは固く禁じられていたのです。
寝太郎は、この佐渡島の金をどうやって持ち出そうかと、三年と三月も寝て考えたすえに、この黄金を手に入れたのでした。』(山口銀行HPより)


SDGsに見せかけたグレーな事業じゃねぇか。......だからその金を投資に回して手元から消したのか!

マネーロンダリングだこれ!主人公が資金洗浄してる!!


...うわぁ、嫌なとこ気づいちゃった...。


やはり、すぐに金持ちとなるには正攻法とはいかないようだ。


しかし、お金がすべてなのだろうか?ワークライフバランスやウェルビーイングが叫ばれる昨今、我々は生き方そのものにも着目するべきなのではないだろうか。


少なくとも私は、人様に胸張って生きるような人生を送ろうと思う。


軌道修正。将来のための計画はまだ寝かせておくことにする。急がば回れ。短気は損気。慌てる乞食は貰いが少ない。


よって、この時期に就活が進んでいないことも何らおかしくはないのである。


とっぴんぱらりのぷう



【参考文献】

・山口県山陽小野田市公式HP(https://www.city.sanyo-onoda.lg.jp/site/bunkazai/netaro.html#netarou1)2025/09/03/14:00閲覧

・山口銀行HP(https://www.yamaguchibank.co.jp/portal/special/story/story03/p04.html)2025/09/03/14:30閲覧

2025年6月4日水曜日

またせたな、ジェイソン

 苦学生の中島である。貯金はまだ無い。何に使ったかとんと見当がつかぬ。

 見当つかぬで思い出すのはあの男。そう、ジェイソンだ。

厚切りジェイソン | ワタナベエンターテインメント


 この人どこでなにをやっているのか。全く見当がつかない。

 厚切りジェイソンをご存知だろうか。漢字への疑問を投げかけるピン芸人だ。

 彼の疑問にこんなものがある。漢数字のデザインは一、二、三まではパターンがあるのに”四”以降は予測ができない、というものだ。彼は問いかける。「Why japanese people」。聴衆は誰も答えない。ただ彼を笑うばかりである。私は情けなかった。母国から一万km以上離れた外国に訪れた探究者をないがしろにする傍観者に怒りがわいた。

 ジェイソン、私が答える、いや、応えるよ。

 森田真生の『数学する身体』にその答えはのっている。人には三個以下の個数をパッと見で認識できる能力がある。その名もsubitization。かっこいいね。なので三までの数字のデザインは簡単なものだ(一、二、三とかⅠ、Ⅱ、Ⅲとか)。しかしこの能力、四を境に消えていく。その結果、わかりやすいデザインにするため、四以上の数字記号を独自に発展させたそうな(四とかⅣ)。

 Mr.ジェイソン、応答が遅くなり申し訳ない。この情報提供が貴殿の研究に有益であることを願い今後の発展を期待して…

 え、なに?本だしてんの?漢字は?もうやってないの?あ、70万部突破。ベストセラーですねぇ。へ~…稼いでらっしゃる…。ほ~ん…。
 その資産ちょっとだけ分けていただくことってできます?少しでいいんですよ。ほんと。それこそsubitizaitonの範囲でいいからさぁ

【出典】
・森田真生『数学する身体』新潮文庫(2018)