こんにちは!先日18年ぶりのアレに感動して死にかけた、4年の大塚です!(阪神ファン)
好きなものは睡眠、苦手なものはコンプライアンス違反です!
突然ですが、時期が時期なので、今日は年がら年中モンベルへ足を運んでいる僕が、なんかお店で見ていて気になるモンベルの2023年秋冬新商品をお伝えします!
情報ソースはモンベルHPです。
(https://webshop.montbell.jp/goods/category.php?category=28)
①
アンブレラ
みなさん、モンベルの傘、使ってますでしょうか?
軽量でコンパクト、ビジネス目的でもヨシ、トラベル目的でもヨシ、アウトドア目的でもヨシ!
そんなモンベルの傘ですが、なんと今季から新星が登場します。
その名も…「O.D.アンブレラ」(#1128697)
名前がシンプルすぎる。まあモンベルの商品名は逆に分かりづらいことがしばしばありますが…
そんなコイツはなんと折り畳み傘ではありません。長さはなんと驚異の71cm。
モンベル初の長傘。それでも実はちゃんとザックの横ポケットに収納できるサイズです。
ちなみに重量は238g。最近話題のサンブロックアンブレラ(#1128560)よりちょっと重いぐらいです。…軽すぎないか?
あと面白いのが持ち手の部分。収納性を意識したのか、持ち手はI字。軽量のトレッキングポール(U.L.フォールディングポール #1140261など)と同じ構造です。
あとこれはアンブレラカテゴリ全体の変更点ですが、素材がナイロンからポリエステルに変わったので雨に濡れた後も保水しにくくなりました。
アウトドアユースでもタウンユースでも活躍しそうなこの傘。ぜひ手を取ってみてはいかがでしょうか。
ちなみに9月現在まだお店には並んでいません。
②
ダウンジャケット
冬といえばダウンジャケット!モンベルもスペリオダウン(#1101661など)やイグニスダウンパーカ(#1101594)といった数々のダウンジャケット/パーカを取り扱っていますが、今回はその中でも意外といままでなかった商品を紹介します。
それが「トラベルダウンコートMen’s」(#1101685)
こちらは山で使うようなダウンジャケットではなく、街中で使うトラベル&カントリーカテゴリの商品です。スタッフバッグが付属しない群ですね。
この商品の特徴はなんといっても防水であること。素材にゴアテックスの一種である「ウィンドストッパーファブリクスバイゴアテックスラボ」が使用されています。
…ウィンドストッパーファブリクスバイゴアテックスラボ。英語に直すとWINDSTOPPER
FABRICS BY GORE-TEX LABSとなります。少し前までは”GORE-TEX INFINIUM
WINDSTOPPER”と呼ばれていました。GORE-TEXの名の通り、防水素材です。
本題に戻りましょう。まあ、WINDSTOPPERの生地自体はダウンジャケットには今まで使われていました。この素材は名前の通り防風性が強いです。なのでこの素材とダウン素材を組み合わせると最強の防風と最強の保温がタッグを組んで最強の暖かさを生み出すというわけです。
しかし、それらは防水ウェアとはなりませんでした。なぜか?それは網目には防水加工がされていなかったからです。防水ウェアというのは防水素材を使うだけでは完成しません。縫い目のところまで水が入らないように加工(シームテープ加工)することでやっと完全防水になります。
そうです。もうお分かりかもしれませんが、なんとこのトラベルダウンコートMen’sはシームテープ加工がなされているのです。そのため大雪降りしきる北日本でもこれを着ていれば風防げて暖かいし雪も縫い目から侵入せずに濡れないし最高!というわけです。ダウンのフィルパワー(ダウン量当たりの暖かさ)も800とかなり高性能。冬にはとても便利な一枚となりそうです。
…ちなみに先ほどからしつこく“Men’s”と表記しているのには理由があります。これは正直謎すぎて本当によくわからないのですが、メンズ商品と対をなす「トラベルダウンコートWomen’s」という商品は今のところ出てきていません。「U.L.トラベルダウンコートWomen’s」(#1101631)という商品はあるのですが、こちらはシームテープ加工なし。いわゆる防滴というレベルに留まっています。来年になったら女性用も出すのでしょうか。それとも男女兼用になったりして…
③ ドライストレージバッグ
皆さん、濡れたテントやレインウェア、シューズって行動中はどうしていますか?濡れたままザックに入れることもあれば、外付けで乾かそうとする方もいらっしゃると思います。ここで紹介するのはモンベルが新たに発売したドライストレージバッグです(#1134162,1134163)。一見ただのプラスチック製の入れ物にしか見えませんが、実はものすごく水蒸気を通しにくい素材でできています。また、乾燥剤も同梱しており、1年ほどであれば継続して使用することができます。
これを何に使うか。もちろん冒頭で説明した濡れた装備を乾かすのに使用します。というのも、登山道具にはポリウレタンをはじめとする水に弱い素材が使用されています。ここでいう水に弱いというのは、加水分解が発生するか否かです。加水分解は登山道具を劣化させる最大の要因。なので登山道具を使用した後は必ず道具を乾かさなければいけないんですね。
このドライストレージバッグはSとMのサイズがあり、Sサイズは主にシューズを、Mサイズはテントやシュラフなどをしまうのに適しています。また、私個人として思っているのが、沢靴の保管に役立ちそうだな、と。使用した沢靴は当然濡れていますので、何かビニール袋に入れないといけない。でも大きいジップロックって靴とか結構入らないことが多いんですよ。また、泥がついていたり、山域によってはヒルがくっついているかもしれません。そういった困りごとを密閉性、サイズ、乾燥剤で解決してくれそうなのがこのドライストレージバッグです。正直なくても困らない類のアイテムですが、あると便利だと思います。
あれもこれも欲しいよ~!(口座残高をゼロにしながら)
もちろん、ここで紹介していない新商品もたくさんありますし、モデルチェンジで微妙に変化した商品もたくさんあります。もし気になる商品があれば是非店頭に足を運んでみてはいかがでしょうか。
今回は色々な作業の合間に書き散らしたものなので、このあたりで失礼します!
最後の秋合宿ももう半月後。頑張れたら頑張るぞ!