高校時代、国語のテストで下位占めしていたことがあります。3年古川です。私の暗黒時代は過ぎたのか、只中なのか、それとも闇こそが光なのか。
私は日ごろバイトを詰め込むことで生活を回しておりますために、この1週間は歯車が狂いまくりでした。停電や、それに関連する電車の減運転がさらに拍車をかけていたと思います。
やるべきことはあるんだけど、何から始めりゃいいのかわかんない。こんなにも連日、自室に引きこもるのは高校以来なんだね。
こんな状況下で、こんな状況下に、私は考えました。
部屋に散乱している山の道具を片付け、押入れを片付けていると、虫かごを見つけました。中には、セミの抜け殻が入っていました。中3のとき友人らとキャンプに行って、捕まえたセミモグラ(セミの幼虫)をバンガローの網戸で羽化させて、その殻を持ち帰ったやつが、ほったらかしになっていたみたいです。
いつか聞いたことがあります。セミは土の中に7年間もぐっていて、外に出てきて1週間で死んでしまうと。そんな話を聞いたとき、セミは長生きでいいなと思いました。僕がもらったカブトムシの幼虫は、幼虫のまま死んでしまった。金魚は翌朝死んでいた。セミは7年生きられる。いいなセミ。でも、今年土の中に入っていくセミは、ちゃんと7年後出てこれるだろうか。地面がアスファルトで舗装されてしまったら、突き破ってこれるだろうか。セミ排斥運動とか始まっていないだろうか。セミを捕まえている少年に言いたい、お前より齢を重ねておられるかも知れんぞ、と。
私の同期は、虫に向かってこう言います。お前ら何のために生きているのかわからない。
虫からすれば、我々も然りでしょう。
それでも、7年生きる虫もいるんです。今年土の中に入っていくセミと、7年後ビアガーデンに行きたいです。あのときは、、はっはっは~、っていう話をしたいです。それを毎年続けられるように今日を生きるのが大切なんだな、と思いました。虫かごの中の抜け殻と、部屋の中の私と、引きこもり同士の哲学です。
私は地震の後、帰宅難民になって、報道を見て、品薄のドンキに行って、暗闇の吉野家を覗いて、ヤシマ作戦の最中で思いました。不謹慎かもしれませんが。
私は、マヤのカレンダーを少しばかり意識しているんです。ハンコックか誰かのオカルト本で知った世界最古のカレンダー。一説によると2012年の末で、そのカレンダーは終わっているらしい。俗に言う、2012年人類滅亡説。
私はこの時間の区切りを意識していて、何事もなく健康で2013年を迎えることができていたら、真面目に生きよう。と、大学に進学する事と共に考えました。
大丈夫だと思う。真面目な大人になれると思う。真面目な大人になってしまうと思う。いつまでもイケてない中学生でいたいけど、イケてない大学生の今が許してくれない。世界は終わらない。2013年はきっと来る。もし来なかったら、あのセミたちに鳴いてもらうんだ。暑いから、飲みに行こうぜって。
そんなこんなでも、明日からお勤め復帰です。あと1ヵ月ほどの任期になりますが、ギリのギリまで資金を作りたいと思います。円高だし、向こうで働けるかもわからんし、野垂れ死にする可能性もあるもんな。
結局、3月の火打山でスキーはできなかったけれど、
3年間この部にいたから、
たのしい仲間が、
ぽぽぽぽ~ん。
追伸 個装一式オロシますんで、欲しい物がある人はお申し付けください。キスマークつけてあげます。